日々ありがとうございます。
  三寒四温を繰り返しながら、春がそこまで来ています。
  今月も会長先生のご法話を通して、自らの心田を耕し、明るく・優しく・温かく菩薩行ができるよう精進してまいりましょう。


前向きの力がわいてくる

・私たちは自分の思い通りにならない現実を不満に思い、マイナスのこととしてみる傾向があるようです。
・「いやだ」「なんでこんなことに」と不満に思ったところで、
現実はどうなるものでもありません。
・ならば、「いやだ」と思うその感情をいったん離れ、客観的に、そして肯定的に現象を観察してみてはどうでしょうか。
・視野を広げると、心も豊かになると思うのです。
・肯定的に受けとめれば、その瞬間からいま・ここの苦しみや悲しみが和らぐばかりか、のちの人生の充実につながるエネルギーが蓄えられると思うのです。

何事も肯定的に前向きにとらえることが幸せにつながる生き方なのだと思い、精進させていただきたいですね。

大らかに

・ものごとを多面的に見ると、どれほどつらく苦しいことのなかにも、必ず「有り難い」と思える要素が見出せます。
・なぜなら、この世に無駄なものは一つとしてないからです。
・私たちが見たり聞いたり経験したりすることはすべて、「肯定、肯定、絶対肯定」する以外に、受けとめようがないということです。
・自分の思い、つまり我でものごとを見る時、人はやさしさや素直さを見失いがちなのです。
・ものごとを肯定して見るとは、大らかに楽々と生きるということです。


いま目の前のあることの一つ一つにていねいに向きあい、「有り難い」と受けとめ、大らかに生きていきたいものです。

 今月は創立記念日の月です。開祖さまの創立の精神「現実に、人を救い、世を立て直す」の願いを深く心に刻み、布教精進させていただきましょう。
                                合掌
       
  平成29年3月1日           教会長  西村 季代子

 日々ありがとうございます。
 先月は、大寒波が襲来し豊中にも積雪がありました。豊中にお役をいただいてこんなに積雪したのは初めてのことでした。今年(2月4日より)は、丁(ひのと)酉(とり)一白水星(いっぱく・すいせい)の年です。一白は、はじめですから初心を思い出し、信仰も初心にもどって救われてきたことへの感謝を思い返し、「いのちの有り難さ」と「感謝のこころ」ををもち、先祖供養とありがとうの言霊を伝え合ましょう。
 
 そして、今月も会長先生のご法話を通して、自らの心田を耕し、明るく・優しく・温かく菩薩行ができるよう精進してまいりましょう。

 すべては仏のおはからい 

ものごとに頓着しない大らかなイメージの一休さんや良寛さんは、人から悪口をいわれても気にしない、くよくよしない、悩まないといった羨ましい生き方に思えます。

・仏教では、出合う人も、身の回りで起きるできごとも、すべてが私たちに大切なことを教える仏のはからいであると教えています。 

・一休さんや良寛さんの目には、すべてが有り難い存在と映っていたのではないでしょうか。

一休さんや良寛さんに見倣って、「気にしない・くよくよしない・悩まない」生き方をしたいものです。

 気にする必要のないこと

怒りがわいてきたら、真言のかたちを借りた「おんにこにこはらたつまいぞそはか」という言葉を唱えて気持ちを落ち着かせる。 

・不安や不満が募ったら、アニメの一休さんのような「真言」を唱えてみましょう。

・一時的にでも、心の転換をはかる一方で、一休さんや良寛さんのような「気にしない人」に本質的に変われたら 、いつでも安心して生きることができます。

・諸行無常、諸法無我、一切皆苦といった仏教の根本とともに、すべてを仏のおはからいと見ることや自らを深く省みることを繰り返し学ぶことで「気にしない人」に自ずから変わっていくのだと思います。 

・過去や未来を思い煩うのではなく、「いま」をもっと大切に生きましょう。

・人を思いやることを日々実践していきたいものです。

 
いま目の前のあることの一つ一つにていねいに向きあい、多くの人をお救いしていく「志」を立て、布教精進していきたいものです。

 今月は涅槃会の月です。涅槃とは、「すべての束縛から解脱すること」ですが、束縛を放れて思いやりに生きることが、自由で明るい人生を約束してくださるのです。思いやりの心でお導き・手取り修行をさせていただきましょう。
                       
                                合掌

    平成29年2月1日           教会長  西村 季代子

 

 

           「地道に、淡々と」

 明けましておめでとうございます。
 昨年は、開祖さま生誕110年の年をみなさんとともにお祝いし、心新たに精進をお誓いさせていただきました。今年も引き続き、「笑顔でありがとう 伝えよう法の悦びを!」のテーマのもと感謝と誓願をもって布教精進させていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
 そして、今月も会長先生のご法話を通して、自らの心田を耕し、明るく・優しく・温かく菩薩行ができるよう精進してまいりましょう。

 大自然に学ぶ 

 ?「一年の計は元旦にあり」
 ?「元日の雪といへども卸さねば」(広中白骨)
 ?「ゆっくりとゆっくりと柿干柿に」(岩崎俊)
 ?「天地の和して一輪福寿草 さくやこの花幾代経るとも」(二宮尊徳)
   天地自然は淡々と時を刻み、やがて真理のはたらきが和するとき、
   花はおのずから開くというのです。

 
どの句も、地道に淡々と生きることの大切さを教えていただいています。

 志を立てる

 ・「仏道のに才能は必要ありません。志を発して自分の分に随って学道に努めれば、必ず仏法を得ることができます」(道元禅師)
 ・ただし、「欣求の志の切なるべき」「切実な志」が必要。
 ・身近でできることを地道にこつこつと、できれば目立たぬように淡々と実践する。(三つの実践「朝のあいさつ・ハイの返事・履物を揃える」)

 
いま目の前のあることの一つ一つにていねいに向きあい、多くの人をお救いしていく「志」を立て、布教精進していきたいものです。

 今月の下旬には、寒修行が始まります。誓願をもって三部経の読誦をさせていただきましょう。

                                合掌

    平成29年1月1日           教会長  西村 季代子
 

12月会長法話「仰いで天に愧じず」

 日々ありがとうございます。
 師走に入りました。「師走」の由来は、僧が読経のために東西を走りまわる「師が馳せる」から「しはせつき」となり、「しわす」になったといわれています。「師」は「僧」を表し、「馳せる」は「走る。急いで行く」の意味です。
 今月も、会長先生のご法話をもとに、自らの心田を耕し、明るく優しく温かく精進してまいりましょう。

 やましいことはないか

 ●
自分が恥ずかしいと思うことや、自分にやましいことはしないという、心の姿勢を、「恥を知る」という言葉で昔から大切にしてきた。
 
 ●私たちはときに利欲の誘惑に負け、人として恥ずかしいこともする。

 ●仏教で十界互具と説くように、ひとはみな、心のなかに欲得づくの「私」もいれば、清廉潔白な「私」もいる。

 ●自己中心で浅ましい心から、思いやり深く、人に尽くすことを喜びとする仏・菩薩の心まで併せもっているのが人間である。

 ●人生とは、過ちをおかしながらいきること。

 ●いつも、「自分にやましいことはないか」と省み、仏・菩薩の心に帰ることが大切である。

 
今年の会長先生の書初め「温習」のごとく、「やましいことはないか」と省み、仏・菩薩の心に帰って精進させていただきたいものです。


 恥じるところに向上がある

 ●法然上人は「はづべし、はづべし。かなしむべし、かなしむべし。」と、ひたすら自己を省みる言葉を残している。「

 ●自分の低い現実を顧みてそれを恥ずる心が起こる」宗教的にいえば、信仰が深まれば深まるほど厳粛に自己をみつめ、懺悔せずにはいられないということ。

 ●「自分はまだまだ至らない」「恥じることを知る心は、どのような衣服よりも人を清く、美しく飾る」

 ●「仰いで天に愧じず」とは、偉大なるものに少しでも近づこうとする人間性豊かな生き方といえる。

 ●人は、懺悔と思いやりの心の繰り返しによって、少しずつ成長していくもの。

 
人間性豊かな生き方とは、信仰心豊かな生き方でもあります。「礼にはじまり、礼に終わる」「三つの実践」「基本信行」を通して、菩薩として拝んでいける私になりましょう。

 今月は、成道会の月です。お釈迦さまがお悟りを開かれた日です。仏教徒として感謝のまことを捧げる式典を通して、新たなる誓願をさせていただき、布教精進していきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。                 合掌

平成28年12月1日         教会長  西村 季代子

 

 

 日々ありがとうございます。
 紅葉の美しい季節に入りました。木枯らし一番も吹き、朝晩も冷え込んできました。日本の四季の移り変わりをつくづく感じています。

 今月も、会長先生のご法話をもとに、自らの心田を耕し、明るく優しく温かく精進してまいりましょう。

 笑顔も精進の一つ

我の鎧兜(よろいかぶと)を脱いで裸になる、つまり正直になると、気持ちが楽になり、どのようなときも笑顔でいられる。・・・「庭野スマイル」と呼ばれる開祖さまの笑顔の理由の一つのようです。
「開祖さまは、受けがたいさまざまな困難に出合われても、ニコニコとお受けになられた」(大滝雅子さん語録)
「笑顔の奥に、悲しみや怒りや無念さを抑え、笑顔に昇華する修行がある」(開祖さまの笑顔に関する記事より)
開祖さまにとっては「ニコニコ顔」もまた一つに精進であり、それがやがてほんとうの笑顔に昇華されていったということでしょう。
見方を変えれば、つらいできごとをすぐに笑顔の種に変えることができる信仰であり、そこに幸せがあることを身で示してくださったともいえます。

 
「矢を花びらにかえる」という光祥さまのお言葉があります。つらいことも見方を変えて笑顔の種に変えることだと受けとめ、精進していきたいものです。

 みんなのための笑顔

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」(宮沢賢治)・・・これは、法華経の普回向の一節「我等と衆生と皆共に仏道を成ぜん」に基づくもので、「みんなが幸せになることを念願します」ということにつながります。
笑顔は、自分が幸せになる精進の一つであると同時に、みんなの幸せを願うところに生まれるものでもあります。

 
開祖さまに倣い、普回向の精神による菩薩の笑顔をいつも忘れず、日々を過ごしたいものです。

 今月は、開祖さま生誕110年のお祝いの月です。開祖さまのご生誕をお祝いし、開祖さまのご因縁をかみしめ、「報恩感謝」と新たなる誓願をさせていただき、布教精進していきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。                         
                                合掌 
 
              平成28年11月1日教会長  西村 季代子

「祈りの先に・・・・・・」

 
日々ありがとうございます。
衣替えの月に入りましたが、まだ少し夏服がいいようなこの頃です。
 先月は、開祖さまご命日に本部大聖堂で説法の大役を、みなさまの応援をいただき、おかげさまで無事に終わらせていただきました。本当にありがとうございました。益々の精進をお誓いしたいと思います。
今月も、会長先生のご法話をもとに、自らの心田を耕し、明るく優しく温かく精進してまいりましょう。

 祈りとは

〇開祖さまは、「神仏に祈るだけでなく、仏法すなわち真理に随順した生き方を目ざす」のが信仰と明言しています。
〇仏法を信じて身につけ、自分が仏になる、自分が仏であることに気づく・・・。仏教の信仰はその方向にあるということです。
〇自分が仏であると気づけば、神仏やほかのだれかの力を恃み、「救ってください」と祈ることはなくなります。
〇それが、自灯明・法灯明の教えに基づいて生きていく仏道というもの。
〇信仰の本質は祈ることを必要としないところにあるということ。
〇少なくとも、「手前勝手な」願いは真の祈りではないことになるそうです。

 開祖さまは、「個人のことだけで祈ったことはない、会のためだけに祈った。」と聞いています。個人の苦からの救われや願望成就の祈りのみにとどまらず、仏の願いを我が願いとして精進していきたいものです。

 信仰を深める契機に

〇「『共にいるよ』。これが祈りの意味」(キリスト教牧師 奥田知志師)
〇「自分の命に代えても助けたい」と願う母親の心、「すべての人が苦から解き放たれるように」と願われる仏さまの大いなる慈悲の心にも通ずるといえる。
〇祈願の先にある大事なこととは、「生老病死は人生につきものである。だからこそいま生きていることの有り難さにきづいてほしい」という仏の願いです。
〇お願い参りも祈りも、それら神仏と向きあう機会はすべて、仏さまが「大切なことに気づくように」と願って与えてくださった契機です。

 
基本信行(御供養、お導き・手取り・法座、ご法の習学)の実践を通して、つねに仏さまの心にふれ、信仰を深めていきたいと思います。

 
今月は、開祖さま入寂会の月です。開祖さまを偲び、「追慕・讃歎・報恩感謝・継承・誓願」の意を新たにし、自灯明・法灯明の教えに基づいて、布教精進していきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。                       
                               合掌

   平成28年10月1日           教会長  西村 季代子

 

9月会長法話「老いの輝き」

 日々ありがとうございます。
残暑が続いている中、台風もやってきています。先月は、リオ五輪での日本のすばらしい活躍を観て、たくさんの感動をいただきました。4年後の東京五輪も期待したいですね。
 今月も、会長先生のご法話をもとに、自らの心田を耕し、明るく優しく温かく精進してまいりましょう。

 本来の面目

〇 光輝(後期)高齢者・・・75歳をすぎて、ますます光り輝く人。
〇 「春は花 夏はほととぎす 秋は月 冬雪さえて 涼しかりけり」
(道元禅師の歌)
 ・春夏秋冬のそれぞれが、ありのままに独自の輝きを放っており、すべてが天地自然のはたらきであり、それぞれがすばらしい。
〇 自分がいまあることそのものに目を向け、そこに映る輝きや有り難さに気づいている人こそ、ほんとうの意味で光り輝く高齢者という。
〇 「生くることやうやく楽し老の春」(富安風生)・・・人生の春や夏のころにはわからなかった大切なことに気づけた心情がにじむ、まさに光り輝く高齢者の心境が示されている。

 
会長先生のご著書「心田を耕す」(P104)には、「本来の面目とは、人間の本性のことで仏性と言い換えてもいいもの。それはまた、ありのままの相(すがた)ということ」とあります。また「自己中心の価値観を越えた世界が仏の世界であり、大自然の姿である。」とあるように、自己中心の価値観を捨てて、ありのままを受け入れていきましょう。

 菩薩の輝き

〇 たとえ寝たきりの人であっても、光り輝く菩薩として、まわりにいる人たちの心田を耕す犂(すき)となり、鍬(くわ)となっていることを忘れてはならない。
〇 開祖さまは「自分が生きていることがそのまま布施になるような人生を送りたい」といわれました が、私たちには、生きる姿をとおしてさせていただける布施もあるのです。
〇「学問や芸術や信仰に情熱を抱き続けることが不老の秘訣」(安岡正篤先生)・・・元気な姿で学びを深め、それを生かして世に貢献する生き方も、老いの輝きとして布施の人生といえます。

「教会道場は練習の場、家庭や社会が本当の実践の場」と教えていただいています。置かれたその場所で光り輝いて菩薩行をさせていただきたいものです。今月は、脇祖さま報恩会の月です。開祖さま・脇祖さまの願いをわが願いとし、そして、彼岸供養を通して、ご先祖に感謝し、誓願をもって慈悲行を徹底し、布教精進していきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。   合掌
平成28年9月1日           教会長  西村 季代子

8月会長法話「まず自分から」

日々ありがとうございます。
  連日の真夏日と猛暑日の繰り返しで、夏本番という感じです。先月は参議院選で熱い戦いが繰り広げられました。おかげさまでふじすえ健三氏当選の好結果をいただき、支援していただいたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。
  今月も、会長先生のご法話をもとに、自らの心田を耕し、明るく優しく温かく精進してまいりましょう。

楽しく、自然に

  〇人を責める前に「まず自分から」行動を起こせばいい。
 〇気づいたら、まず自分から・・・それは気持ちのいい日常生活をおくる手立ての一つ。
 〇実践する自分が楽しいと感じること。
 〇「している」という意識や「させられている」という不満があると楽しみにはならない。
 〇大自然が恩恵を注ぐように、困っている人がいたら自然に手を差しのべ、汚れている場所があれ   ば率先してきれいにする。それが楽しいという以外、何もとらわれるものがない。
 〇仏の遊戯三昧にも似た心が「まず自分から」の実践。
「遊戯(ゆけ)」とは、自由自在に行動すること。ただし、わがままという意味はない。思うとおりに行っても、それが自然に真理(法)にかなっている。といった状態のことです。

一人ひとりの慈悲心から

 
「仏は慈悲して慈悲を知らず」・・・自らの心に突き動かされ、そうせずにはいられない。けっして苦しいともつらいとも感じず、そのご縁を喜びと受けとめ走り回ること。
 〇「まず自分から」と率先躬行し、「まず人さま」と心を砕き、まさに心の命じるまま、とらわれることなく、喜びをもって救いに奔走する。
 〇「協力」の「協」の字には、力をあわせ和合するとの字義があり、家族を労り、まわりの人を思って「まず自分から」心を寄せ、力をあわせるなかに、みんなが気持ちよく生きられる平和な世界が訪れる。
 〇平和という意味では、積極的な行動だけがそのための「実践」ではなく、批判したくなるような人や許し難い人を包容していくこと、そういう意識の変革も、私たちの大切な実践行。

 佼成5月号「持ち味を発揮する」のなかでも、「短所も長所も含めて『あなたは大切な人』と称え、すべてを生かす温かなまなざしが大切」なことを教えていただきました。すべてを包容していくことが平和につながるのです。それは、どんなとき、どんなことにも「ありがとう」と言えることではないでしょうか。

 今月は、戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日式典の月です。慰霊供養と同時に、平和を築く行動を起こすことをお誓いする月です。回向供養をするとともに、菩薩行の実践をお誓いしましょう。

                                  合掌
    平成28年8月1日            教会長  西村 季代子

7月会長法話「人を育てる」

 日々ありがとうございます。
 梅雨の合間の太陽に本格的な夏の訪れを感じる今日この頃になりました。
 今月も、会長先生のご法話をもとに、自らの心田を耕し、明るく優しく温かく精進して
 まいりましょう。

自分を磨く
 〇人を育てる立場の人は「何のために」、「誰のために」人をそだてるのでしょう。
  ・人を育てることは、自分を磨くためのよい機会。
  ・教育とは、相手の縁にふれて自分も共に育つこと。
 〇すると、相手に対して過剰な期待をしたり、性急に成果を求めたりする
ことがなくなる。
 〇つまり、教えるより先に自分を磨くこと、それが人を育てる最短の道。

    
「すべてがわが師」という言葉のように、すべての出会いが自分を磨いてくれる人と受けとめ、精進していきたいものです。

人に教えることはできない

 〇どういう人を育てるのか?(目的)
   ・「慈悲のある人」の一語につきる。
   ・「慈悲のある人」とは、人と調和できる人、いつでも思いやりを忘れない人。
 〇いかにして育てるのか?(具体的な方法)
  ・相手と縁を結ぶ自分がそのような人(慈悲のある人)になるのが一番の近道。
  ・期待の言葉をかけすぎない。親自身が無言のうちに実践すること。
  ・その人の持っている力が最大限に発揮されるような縁になること。
 〇人を育てる立場の人は、「自分はまだ至らない、足りない」との謙虚さが大切。
  ・「行ってきます」→「行ってまいります」(「行って」「参る」)
  ・全てを尊い出会いにして、学んで帰ってくる。
  ・繰り返しが自分を磨く習慣となり、自他の胸に慈悲の心を育むことになる。

 
いつでもどこでもどんなときも、謙虚さを忘れず、慈悲の心で接していける自分になりたいものです。

 今月は、盂蘭盆会の月です。先祖をお迎えし、回向供養をするとともに、菩薩行の実践をお誓いしましょう。そして、参議院選挙投票の月でもあります。開祖さまの願いをもって、憲法の平和主義をだいじにしているすばらしい政治家のふじすえ健三氏に是非投票していただきますようお願いいたします。       合掌
          平成28年7月1日          教会長  西村 季代子

6月会長法話「和合の秘訣」
  
日々ありがとうございます。
  紫陽花の美しい季節6月に入りました。先月の青年の日には、腰塚勇人先生の「命の授業」の講演をいただき、「ドリー夢メーカー」になることの大切さをともに学びました。午後は、青年部を中心に60名の方がユニセフ一食募金を千里中央駅でしてくださり、1日尊い命の遣い方をしていただき感謝です。また、支部ごとに一食募金と熊本義援金募金も今月末までにしていただいております。人さまのお役に立てるこの身に感謝の心をもち、益々の菩薩行をお誓いしたいと思います。
  今月も、会長先生のご法話をもとに、自らの心田を耕し、明るく優しく温かく精進してまいりましょう。
互いに敬い、礼をもって

<教団を栄えさせる七つの原則>
一、しばしば相集まって教えを語りあい
二、互いに相和して敬い
三、教えをあがめ尊んで、みだりにこれをあらためず
四、長幼相交わるとき礼をもってし
五、心を守って正直と敬いを旨とし
六、閑かなところにあって行ないを清め、人を先にし、自分を後にして道に従い
七、人びとを愛し、来るものを厚くもてなして、病めるものは大事に看護する。
・この原則は、みんなが穏やかになり、平和に暮らすための教え。
・  〃   生活の基本。
・  〃   慈悲心に基づく思いやりの実践そのもの。

この原則をいつも心の中にもち、日々の実践につなげていきたいものです。

慈悲の実践が和をもたらす

・釈尊は、先入観にとらわれず、あたたかくふれあったのです。
・弟子は「善心を生じ」、真の和合衆(サンガ)になったということです。
・和合のための原則は、慈悲心から生まれる、身口意三業の活動。
・一人ひとりのあたたかな思いやりが、家庭・地域社会、さらには国や世界の和へとつながっていきます。
・自他の命を尊重する最善、最良の手立てが和合にほかならないのです。

 
身口意三業の活動を自行とし、三つの実践(あいさつ・「はい」の返事・靴を揃える)はもとより思いやりの心を忘れず実践していきましょう。

 今月は、上半期を振り返り、温習しつつ、元気に下半期に向かいましょう。「和合」は平和につながります。「笑顔あふれる平和な社会」をつくるために日夜活躍されている参議院議員の藤末健三氏の後援会入会のお手取り、誠にありがとうございました。引き続き、応援・支援のほどよろしくお願い申し上げます。
                                合掌
平成28年6月1日            教会長  西村 季代子