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- 2020.01.31 Friday
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12月会長法話「使命にめざめる」
日々ありがとうございます。
12月は、月ごよみでは、師走( しわす ) と言います。
僧が読経( どきょう ) のために東西を馳せる ( はせる )
「師が馳せる月」から「しはせつき」となり、「しわす」になったといわれます。「師」は「僧」を表わし、
「馳せる」は「走る。急いで行く」の意味です。
道を楽しむ人に
−なにごとも楽しいと受けとめる−
そういうものの見方をこころがけていると、気持ちが楽になって、目先の苦に迷うことのない、ほんとうに安楽な人生を歩めるのです。
願いをもって
仏さまのように、ものごとをありのままに見ること(正( しょう ) 見 ( けん ) )によって、静寂で澄みきった心
(正( しょう ) 定 ( じょう ) )を得る。
それは、「あの人の苦しみを取り除いてあげたい」「この人が慈悲の心を得るお手伝いができたらいいなあ」といった、菩薩としての願いをもって生きるということでもあるのです。
私たちはみな、お互いに生かし生かされています。
そのなかで、仏の教えをとおして人間らしい生き方を学んだ私たちは、
仏への道を歩みつつ、一人でも多くの人の仏性開顕(ぶっしょうかいけん)いう使命を果たしていきたいと思います。
佼成 12月号より
合 掌
平成30年12月1日