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- 2020.01.31 Friday
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日々ありがとうございます。
衣替えの季節に入りましたが、先月から真夏日が続き、年々早く夏がやってくるような感じがしております。そんな中、季節の花「紫陽花」は少ない雨の中でもきれいな色で和ませてくれています。
今月も会長先生のご法話を通して、自らの心田を耕し、どんなときも、明るく・優しく・温かく菩薩行ができるよう精進してまいりましょう。
「真実」に帰る
・「世間虚仮」・・・いま私たちが生きている現実は仮のもの。
・「唯仏是真」・・・ただ仏の世界だけが真実である。
・ 錯覚の世界に生きる私たちも、本来はみな等しく尊い存在であって、
大小・長短の比較などしなくてよい世界に住んでいる。
・「真実」に帰ることを本義とするのが宗教であり、信仰である。
・比較や別け隔てをしない世界、他を尊び思いやることが、人間の本当の姿。
・「南無妙法蓮華経」は、「法華経をとおして真実の世界にめざめ、
そのあるがままにおまかせしますという表明。
・本来、宗教はみな、ただ一つの真実にめざめる「南無真実」の立場といえる。
真実の世界は仏さまの世界そのものです。「仏さまはいつもご照覧」のごとく、仏性礼拝して精進していきましょう。
「真実」にめざめるとき
・日蓮聖人は、「南無妙法蓮華経」と唱えれば自身の仏性が
呼び覚まされると諭している。
・幼子が砂で仏塔をつくるだけでも、ただひと声「南無仏」と
唱えるだけでも、それは真実にめざめる機縁にほかならない。
・信仰に対する反発や疑団をもつことが真実にめざめる契機になった人も
大勢いることと思う。
・「南無」とは、仏・法・僧への三宝帰依が基本になっている。
・「真実の世界を自覚した私は、みんながめざめることを願い、仏の教えによってともどもに智慧を得つつ、多くの人が真実にめざめて幸せを味わっていただけるように歩み続けます。」
仏さまに生かされていることを自覚し、仏さまを実感しながら、どんなことがあっても受けとめていくことが、真実をみることすなわち「南無」のこころなのだと思います。
今月は、信仰の原点に返り、仏・法・僧への三宝帰依を基本とし、心の底から「南無妙法蓮華経」を唱えていきましょう。そして、信仰の悦びをもって布教精進させていただきましょう。
合掌
平成27年6月1日 教会長 西村 季代子