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- 2020.01.31 Friday
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4月会長法話「未熟を自覚する」
日々ありがとうございます。桜が開花し、春爛漫になってまいりました。心も体も仏性を開花してまいりたいと思います。
先月13日間、インド仏蹟巡礼参拝に行かせていただきました。教主釈尊の一大聖業の御蹟(みあと)を巡拝させていただき、仏縁に巡りあえた因縁への感謝と、何よりも開祖さまのお徳と会長先生のお慈悲を深く深く感じさせていただきました。霊鷲山での御供養で、さらなる布教伝道をお誓いしてまいりました。みなさまに祈願していただいたおかげさまで元気に帰らせてもらいました。ありがとうございました。
今月も、会長先生のご法話を通して、自らの心田を耕し、明るく・優しく・温かく菩薩行ができるよう精進していきしょう。
一路向上
・仏さまといえば、私たちはまず釈尊を思い描きます。
・私たちが知っているのは、無限ともいえるこの世界のごくわずかなことにすぎません。
・先入観や固定観念に縛られると真実が見えなくなり、大切なことを見失ってしまう。
・「愚痴多き者には智慧の心を起さしめ」(無量義経)未熟さや愚かさは、それを自覚すれば、いつでも向上のきっかけになります。「智慧の心」とは、「生かされている」という人間としての本然の気づき。
人として向上するには、会長先生よりいつもご指導いただいています、「謙虚に」そして「素直に」受けとめて精進していくことが大切だと思います。
幸せな人生の基
・一見、否定的とも思える未熟さや愚かさの自覚ですが、私たちの向上や成熟を助ける飛躍台となる、大切なことなのです。
・その自覚は、「生かされている」という智慧とも相まって、人に対するやさしさや思いやりにつながり、そうして人と相和して暮らすことが本当の幸せの基にもなるのです。
・「忘己利他」(伝教大師最澄の言葉)・・・己を忘れて他を利すること。
・私たちは愚かさを内に抱えながらそのままに、まさに「いのちいっぱい」生きる時、大きな花が開くのだと思います。
毎日の生活の中で、いつでも「はい」と明るく返事をし、「ありがとう」と感謝をし、周年の手取り・導きに歩かせていただきましょう。
今月は、降誕会と教会発足55周年の月です。釈尊生誕をお祝いするとともに、開祖さまのお徳と仏縁に巡りあえた因縁をかみしめ、布教伝道へのさらなる意識向上をはかり、報恩感謝で布教精進していきましょう。 合掌
平成27年4月1日 教会長 西村 季代子