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- 2020.01.31 Friday
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7月会長法話「人を育てる」
日々ありがとうございます。
梅雨の合間の太陽に本格的な夏の訪れを感じる今日この頃になりました。
今月も、会長先生のご法話をもとに、自らの心田を耕し、明るく優しく温かく精進して
まいりましょう。
自分を磨く
〇人を育てる立場の人は「何のために」、「誰のために」人をそだてるのでしょう。
・人を育てることは、自分を磨くためのよい機会。
・教育とは、相手の縁にふれて自分も共に育つこと。
〇すると、相手に対して過剰な期待をしたり、性急に成果を求めたりする
ことがなくなる。
〇つまり、教えるより先に自分を磨くこと、それが人を育てる最短の道。
「すべてがわが師」という言葉のように、すべての出会いが自分を磨いてくれる人と受けとめ、精進していきたいものです。
人に教えることはできない
〇どういう人を育てるのか?(目的)
・「慈悲のある人」の一語につきる。
・「慈悲のある人」とは、人と調和できる人、いつでも思いやりを忘れない人。
〇いかにして育てるのか?(具体的な方法)
・相手と縁を結ぶ自分がそのような人(慈悲のある人)になるのが一番の近道。
・期待の言葉をかけすぎない。親自身が無言のうちに実践すること。
・その人の持っている力が最大限に発揮されるような縁になること。
〇人を育てる立場の人は、「自分はまだ至らない、足りない」との謙虚さが大切。
・「行ってきます」→「行ってまいります」(「行って」「参る」)
・全てを尊い出会いにして、学んで帰ってくる。
・繰り返しが自分を磨く習慣となり、自他の胸に慈悲の心を育むことになる。
いつでもどこでもどんなときも、謙虚さを忘れず、慈悲の心で接していける自分になりたいものです。
今月は、盂蘭盆会の月です。先祖をお迎えし、回向供養をするとともに、菩薩行の実践をお誓いしましょう。そして、参議院選挙投票の月でもあります。開祖さまの願いをもって、憲法の平和主義をだいじにしているすばらしい政治家のふじすえ健三氏に是非投票していただきますようお願いいたします。 合掌
平成28年7月1日 教会長 西村 季代子